「中国茶基礎講座オンライン」を修了された方、また同等程度の中国茶の枠組みを学んだ方を対象にしたオンライン講座「中国茶研究講座オンライン」の第二弾がいよいよ2022年7月よりスタートします。
「中国茶研究講座オンライン」とは?
本講座は、”こだわりのある専門店で、自在にお茶を選べる”ことをゴールに設定し、日本国内でも流通量が多く、専門店が存在する茶種・茶類について掘り下げていく講座です。
こうしたお茶は、非常に細かな情報が溢れており、情報が豊富すぎるがゆえにお茶を選ぶのが難しいと感じる方も多いようです。
この講座では、そうしたお茶をグループごとにまとめ、それを一気に飲み比べていくことで、味わいと香りの違いなどを整理していきます。
どちらかと言えば、お茶全体の解説よりも、「お茶を整理して沢山飲み、そこで感じられる違いを解説していく」という色彩の強い講座です。
また、複数のお店からのサンプルを取り寄せて飲むことで、各店舗の独自理論のようなバイアスがかからない、バランスの良い情報・知識・経験の積み重ねを図っていきます。
このことにより、さまざまなお店に出かける・オンラインで取り寄せる場合でも、広く活用いただけるような経験を積んでいただけると思います。
第2弾・緑茶編の内容
緑茶編では、中国茶の中でも最も生産量と銘柄の多い中国緑茶を製法と品種、産地の面から整理してお伝えしていきます。
全2回の講座ですが、大まかな緑茶の傾向はこれでつかめると思います。
<プログラム>
テーマ | 内容 | 試飲予定茶(全12種、各5gを予定。試飲は1~2gで可) |
第1回 製法の違いを飲む | 中国緑茶の4つの製法と炒青緑茶の2つの新製法でお茶を整理します | 炒青(炒青、半烘炒、微波殺青)、烘青、晒青、蒸青 |
第2回 同銘柄の違いを飲む | 龍井茶など同じ銘柄で品種、産地の違うお茶を飲み比べ、違いを整理します | 龍井茶各種など |
お茶は飲料であり、実際に飲んだ経験こそが香りと味わいの引き出しの多さに繋がります。
とくに多彩な中国茶を選ぶ上では、さまざまな味わいと香りを経験として保有していることこそが財産となります。
そのためにも一定の品質をクリアした上質なお茶をお飲みいただき、良質な経験のストックを持っていただきたいと考えています。
全講座を通して、中国の現地などで学ばれている科学的なお茶の内容をベースにしていますが、一部、民間での共通認識とされていることも取り入れて、ご紹介します。
また、極力、現地の最新の定義(「標準」等の公的な定義)も取り入れて講座を行って参りますので、最新の情報にアップデートいただく機会としてもご活用いただけます。
<開講スケジュール>
開講は月に1回、日曜午前のコースもしくは火曜午後のコースをご用意いたします。
日曜午後コース | 火曜午後コース | ||
2022年7月10日(日) 10:30~12:30 | 第1回 製法の違いを飲む | 2022年7月12日(火) 13:30~15:30 | 第1回 製法の違いを飲む |
2022年8月 7日(日) 10:30~12:30 | 第2回 同銘柄の違いを飲む | 2022年8月 9日(火) 13:30~15:30 | 第2回 同銘柄の違いを飲む |
毎回の講座は録画を行い、2営業日程度でアーカイブ視聴をいただけるようにいたします。
ご都合が合わない場合は、録画で学んでいただくことができるほか、復習も行っていただけます。
受講者の方には、開講前にレジュメと茶葉教材を宅配便もしくはクリックポストにてお送りします。
講座はビデオ会議システム・Zoomを用いて、全てオンラインで実施します。
お茶の淹れ方は、講座内でご紹介しながら、淹れていく形式です。
今回は、ファミリーマートの「津南の水(硬度17mg/l程度)」を講師側で用意して淹れますので、同じ味わいを希望される場合は、お手元にご用意の上、受講ください。
<費用について>
費用は、
19,800円(税・教材費・送料込み)
としております。
小さな新芽を手摘みで収穫する中国緑茶は、人件費の高騰などで価格が上昇中ですが、できるだけ良質なサンプルをご用意いたします。
中国緑茶をより深く知るためには、大変お得な講座になるかと思いますので、ぜひご活用ください。
お申し込み方法について
お申し込みの方法は、2つのステップからなります。
1.「中国茶研究講座オンライン」スターターキットの購入
当社の運営するTeamediaオンラインストアにて、「中国茶研究講座オンライン」スターターキット・緑茶編をご購入ください。
決済方法は、クレジットカード払いです。銀行振込を希望される場合は、お問い合わせください。
https://onlinestore.teamedia.jp/product/-2022-7-/8
ご購入時にご記入いただいた住所宛に、2022年6月下旬~7月上旬にレジュメと茶葉教材を発送します(サンプル茶葉の入荷状況によっては、第1回と第2回の分割発送となる場合がございます)。
また、「Teamedia Online School」と「Teamedia Salon」のログインID(ご購入時に使用したメールアドレス)とパスワードを発行します。
Teamedia Online SchoolのログインIDとパスワードが入手できましたら、次のステップである「受講講座のWeb予約」にお進みください。
2.受講講座のWeb予約・録画視聴ページへのアクセス
到着したTeamedia Online SchoolのログインIDとパスワードを使用し、当サイトの 受講生専用ページ にログインください。
その上で、レッスン予約のページを開き、ご希望の日程の予約を完了ください。
受講日が近くなりましたら、ZoomのアクセスURLをメールにてお送りします。
録画視聴ページは当サイト内の受講生専用ページ内にあります。
いつでも何度でもご視聴いただけますので、ご自身のペースで学習をお進めください。
お申し込み期限について
今回の講座は、サンプル茶葉の余剰を限界まで少なくすることで、できるだけ高品質な茶葉を低廉な価格で提供します。
在庫量を正確に把握するという観点から、お申し込みを第1次申込と第2次申込に分けます。
第1次申込は、2022年6月12日迄に、スターターキットをお申し込みください。
このタイミングまでにお申し込みいただけましたら、確実に受講いただけるよう茶葉をご用意いたします。
第2次申込は、若干数のみご用意いたします。
原則、2022年7月5日迄お申し込みいただけますが、スターターキットが払底次第、受付終了となりますのでご了承くださいませ。
※VTRでの受講でもよろしければ、スターターキットの在庫がある限り承ります。
また、中国緑茶に関しての研究講座は、2022年中はこの7月~8月のみで、以降は別の茶類の講座となります。
確実に受講を希望される場合は、お早めにお申し込みください。
講座の詳細につきましては、Teamedia Online Schoolの講座情報のページをご確認ください。