セミナーシリーズ【「標準」を読む】
ティーメディアコーポレーションでは、セミナーシリーズ【「標準」を読む】を開催しています。
このセミナーシリーズでは、現在、中国で急ピッチに整備が進んでいる、お茶に関わる「標準(标准)」を紹介しながら、お茶を読み解いていきます。
第5回は、紅茶の標準
セミナーシリーズの第2回以降は、実際にお茶を飲みすすめながら、標準での定義や製法をご紹介しています。
第5回は「紅茶」をとりあげます。
日本では、あまり紅茶のイメージが無い中国ですが、中国は紅茶の発祥の国であり、かつては世界屈指の紅茶輸出国でした。
2015年の生産統計では、紅茶の生産量は約20万トンあまり。茶全体の生産量に占める比率は約9%程度です。
現在、中国からの輸出用紅茶は生産コストの問題などから、決して世界市場で強いわけではありません。
しかし、国内市場に目を転じると、いまや紅茶ブームが巻き起こっています。
そうしたブームの中で生まれている高級紅茶は、世界市場を意識することなく、中国人の嗜好に合った香りや味を有したお茶になっています。
今回は世界的に著名である祁門紅茶のような、オーソドックスな製法の紅茶もご紹介しますが、現在中国で好まれているタイプの紅茶(祁門紅茶 紅香螺、金駿眉 等)もご用意します。
これらのお茶を存分にテイスティングいただきながら、翻訳資料をもとに「標準」を読み解いていきます。
インドやスリランカあるいは日本の紅茶とも、また違った味わいと香りを有する中国紅茶。
その違いがどこにあるのかを資料で読み解きつつ、ぜひ体感いただければと思います。
<日時> 2018年11月10日(土) 10:30-12:30 (開場10:15)
<会場> アクセア本町会議室 第2会議室 大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル5F
地下鉄御堂筋線・本町駅1番出口より徒歩1分
<会費> 4,000円 ※当日申し受けます。
<定員> 12名 (現在の残席:4 席)
予約
現在、予約受付期間ではありません。